2016.07.11
初節句
初節句は子供の成長を祝福し、将来の幸せを祈る祝いです。親族を招いてにぎやかにお祝いするのも良いでしょう。
初節句の祝い方
○桃の節句・・・雛人形を飾り、雛壇に「ひなあられ」「ひし餅」「白酒」「桃の花」「菜の花」などを飾ります。お祝いの膳にはちらし寿司、蛤のお吸い物など用意します。
○端午の節句・・・武者人形、鎧兜を飾り、幟(のぼり)や鯉のぼりをあげ、柏餅、ちまきなどを用意します。お祝いの膳に決まりはありません。子どもの好きなもの、喜ぶものを用意してあげましょう。
お祝いの贈り方
初節句に飾る雛人形や武者人形などは、本来お嫁さんの実家から贈られるのがしきたりでした。ですが、現在は両家、両親と話し合い、分担するケースも増えてきました。その場合、飾る場所、収納場所も考えなければいけませんので、必ず親の希望を聞いてから贈るようにしましょう。
お祝いのお返しは?
桃の節句と端午の節句はとくにお返しをする必要はありません。ただし、初節句のお祝いの報告やお礼の手紙を添えて、親しい人には赤ちゃんの当日の写真を加えれば感謝の気持ちが十分伝わるでしょう。
初節句に関する表書き
○祝い品・金包を贈る・・・初節句御祝、祝御初雛(女児)、祝御初幟(男児)、御祝
○お祝のお返し・・・内祝、初節句内祝(子供の名前を書く)