2016.07.11

通夜・葬儀

通夜と通夜ぶるまい
 亡くなられた方を葬る前に、親類や知人が集まって、ひと晩過ごすことを通夜といいます。昔の通夜は、遺族や近親者のみで、夜を徹して枕頭(亡くなられた方の枕もと)で行われたので”通夜”というようになりました。
 しかし現代では、”半通夜”といって、午後6~7時頃から始まって、午後9時頃に終わるのが一般的になってきました。その後、残った遺族や近親者は、ろうそくや線香を絶やさずに交代で遺体を一晩中守ります。個人と親しかった人は、知らせを受けたら原則として弔問にかけつけるのが礼儀といえるでしょう。
 通夜が終わると喪家では弔問に対するお礼と個人に対する清めの意味を込めて、酒、ジュース、ビール、寿司、煮物、つまみなどの軽い飲食をふるまいます。これを”通夜ぶるまい”といい、弔問された方はとくに用事がなければ、通夜ぶるまいを受けるようにします。

遠方で葬儀に行けない時
 亡くなった方との関係にもよりますが、どうしても葬儀に行けないという場合には、まず弔電を送り、お香典は現金書留で、喪主の方の自宅に送るのが良いでしょう。

香典や供物について
 香典や供物には、黒白結び切りの不祝儀袋やかけ紙を使います。表書きは、金子の場合は「御霊前」が仏式、神式、キリスト教式を問わず、もっとも一般的に用いられます。ただし、浄土真宗は「御仏前」を用いますので、事前に確認すると良いでしょう。品物の場合は「御供」「御供物」などとします。

香典袋の表書きは薄墨?黒墨?
 不祝儀袋が全て薄墨ではなく、通夜や葬儀の時のみ薄墨を使うようになっています。そもそも、薄墨を使うのは「不幸は急であり、ゆっくり墨を摺る時間がないので、薄くてもよいし、涙がこぼれて滲んでも無礼講である」という意味ですので、薄墨がなければ敢えて買う必要もなく、黒墨または黒い筆ペンを使っても問題ありません。

僧侶やお寺へのお礼
 僧侶やお寺などへのお礼は、当日に”御車代””御膳料”として渡します。それとは別に葬儀後数日中に、お礼の挨拶に伺い、そのときに”御布施”(戒名料含む)を届けます。最近はお布施も当日に渡すことが多いようです。お布施を包むときの表書きは、”御布施”とし、半紙に包むか、白無地袋に入れます。手数料のような読経料や戒名料という表書きは使いませんのでご注意ください。
 また、お布施の相場ですが、一般的な相場はなく、お寺さんによっては檀家の取り決めがある場合もありますので、直接お伺いすると良いでしょう。葬儀社にお願いして手配いただいた僧侶であれば、その葬儀社に聞くのが良いでしょう。

通夜・葬儀に関する表書き
 ○金包を供える・・・御霊前
 ○品物を供える・・・御供、御霊前
 ○寺院・僧侶へのお礼・・・御布施、御経料
 ○戒名・法名をつけてもらったお礼・・・戒名料、法名料、院号料
 ○世話役・運転手へのお礼・・・志、御礼
 ○花輪の代わりに金包を供える場合・・・供花料、御供花料、献花料、御献花料

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